Cat's-paw

ごきげんがおわるいようで・・・

「だれがそこへいってえぇんいうた？」

「だって　あいてたから...」

「なんやとぉ~　ワシのばしょや」 

「なにオコってんのさ」

「コォラァ~、おまえ　ええがげんにしーや」

「な、なんだよう」

「きょうっちゅうきょうは、ゆるさへんでぇ」 

「ま、ま、まってよ　にいちゃん！」

「ねぇ、そんなにオコることなの？」 

「じゃぁかぁしい！」

「にいちゃん、ホントにやるきなの？」

「あったりまえじゃい！　アホ」

「☆§〠▷#□※♪⁉仝≧∃‼!」

「¿&♨♯♬★▼○Ⅻ˧‡◇!!」

このあともしばらくおおさわぎ
はじめてみました　こんなこと...

はるのしゃかいか

かくじつにはるがちかづいて・・・

「ぬっくぬくや」

「おれはソトにでたい」

「なにいうとる、ここでじゅうぶんやろ」

「なぁぼぎ坊、あそこはドーロや」

「ああ」

「あそこはワシらのしらんせかいや　なにがあるかわからん」

「おれはいたんだぜ、あんなトコに」

「おまえはしあわせもんや　ようウチにきよったわ」

「どうして？」

「ハナもワシも、ソトにおったことがないのはしっとるやろ」

「ああ」

「でもな　ワシらは、あそこがアブナいちゅうのはしっとるつもりや」

「おれがたすかったのはあんなトコだった」

「そうや　ホンマにおまえはウンがよかったんや　うんめいかもしれん」

「・・・」

「どや　こないしてソトをみるいうのんは、ソトにおったらできんやろ」

「そうなのかもしれないな」

はながきくオトコたち

アメもあがり、いいてんきのごご　おちゃにしようかな・・・

「なんかくいものだしてくれんかなぁ」

あれ、こんなところに

「ケケケ」

「なんや、うすきみわるいこえ」

「あつうなったんか？」

「まあな」

「おっちゃんのそばにいるとおちつくんだよ」

「なにたくらんどる」

「なんか、くいものがでてきそうか？」

あなたはねむくなる

「ミズがウマい」

「にいちゃんもやるかな、おにごっこ」

「ムリだとおもうぞ」

「さて、もいっかいねるでえ」

「ダンナ、おれもねむくなった」

「ボクはねむくないのに」

すぴー

そうそう　たのむ、みんなねてくれ

けんこうチェック

ぽかぽかになって

「なんや、うれしなるなぁ」

「ニオイもええな」

もちろんこういうときには

「おれにもみせろ」

「やっぱりきたか」

「ふぅ〜　いいきもち」

「ちょうどいいな」

「ちょうしはどうかな」

「もんだいないぞ　ダンナ」

「こ、こらっ」

おたがいのニオイをかいで、たいちょうをチェックするそうです

みわけかた

おなかすいたなぁ

きょうはサカナがいいな

「ダンナがなにかんがえてるか、おれにはわかる」

「そう」

「このなかはメシのことでいっぱいだ」

「なんでわかったの」

「あんたはハラがへると、タメいきをつくクセがある」

べつメニュー

ときどきスペシャルていしょく

「ぼぎ坊とケンカせんといてな　ハナ」

「うん」

「きもちええなぁ」

フユのさんぽみち

「あんたのすきなトリがいるのか？　ダンナ」

「うん　でもとんでっちゃった」

「ねぇ　ソト、さむいよね」

「おっちゃんにきいてくれ」

「ソトにいきたいのか？」

「....う〜ん」

「ソトはもう、ごめんだ」

「そうだったね」

「おっちゃんと はなれるんだぞ」

「そんなのかんがえられない」

「おれもそうさ」

※ピンぼけのため拡大なしです　すみません

ねてもさめても

おっちゃんにしてみれば、マゴみたいなもんか...

「なんや、ねるんやないんか」

「ねるさ」

「ワシはいまくらいは、ねむうてしょうがない」

「おれはそうでもない」

「ワカいじぶんはそうやった」

「いまは、ねることがしごとや」

「うるさいな」

「すまんかった」

「ねむくなくなったぞ」

すぴー

なやんでおおきくなる

「ぼぎ坊のやつ、ワシにはヒッついてきよった」

「すまんかったなぁ　もう、おまえにムリいわへん　すきにしてええで」

「...」

「ただ、アイツはおまえとケンカしたいんやないで　あそびたいだけや」

「にいちゃんみたいになりたいよう」

よのなか、なんでもうまくはいかないものさ