ハナがしんぱいして
「にいちゃん、ぐあいわるいの?」
「たいしたことあらへん」
「ボクはそういうことないから」
「おまえはワカいからや」
「ワカいとならないの?」
「そーや」
「こいつはトシくってもきっとこのままや」
「なるほど」
「ぼぎ坊、さいきんしずかやないか」
「おおきなおせわだ」
「さむいのはニガテだ」
「そら、とくいなネコはおらんで」
「おまえ、ふとったやろ」
「それがどうした」
「ワシがデブんときはな、うごけんようになったで」
「ホントか」
「ウソや」
こういうのをよくみるが
『まどは〜よつゆにぬれてぇ〜』
しぜんにあたためあうモノたちと
かんしんがないとよそおうモノ
『きたえぇ〜かえるたびびとひぃとぉり〜』
「なんだよ」
「おっちゃんをひとりじめするな」
ホントはどうなんだ、ぼぎ
©JASRAC 077-0199-3
とつぜん、宅配便がきたりすると・・・
「にいちゃん、どうしよ」
「アカンやん」
「なにさわいでるんだ」
といいつつ、ホントはまっさきににげるのがぼぎ
うさぎだけど・・・
「なんだおまえは」
「ガブリ」
「おもろないで」
「ワシはねる」
「キミはだれ?」
「きてもかまへんがおとなしゅうせーや」
「おれはなんにもしてないぞ」
「そんでええ」
「ダンナ、なんのようだ」
「なにが?」
「ボクはマドにいこうとしただけさ」
「ウソつけ」
「おい、なかようせんか」
きょねんのいまごろ、こんなだった
「うっとおしいヤっちゃ おまえは」
「おっちゃんこそ どけ」
「ワシをだれやとおもうとる しんいりやないか、おまえは」
「フン、それがどうした」
「ここはおれのウチだ」
そういえば、こういうことってなくなったな
「にいちゃん、おもい」
「フガフガうるさいし」
「ねてらんないよ」
「どいてよ、にいちゃん」
「ええあんばいなんや たのむ、もすこし」
「ボクだってねてるんだから」
「ほな、そ〜っとな」
「フガフガフガフガ...」
「ワシがいっしょにねちゃる」
「いいよ〜 こなくて」
「えんりょせんでええて」
「ボクひとりでねてるのに」
「いてて なにすんねん」
「いつもねとるやろ」
「にいちゃん、フガフガうるさいんだもん」
「そんなんいうてへんで」
「いってるよ、フガフガフガフガ」
うん、けっこういってるなあ
「ハナ、ワシもまぜてんか」
「せまくなるからヤだよ」
「ハシっこでねるさかい... な」
「こまったなあ」
「な、こないして...」
「あっ やめてよ」
「やっぱりヤだ にいちゃんあっちいってよ」
「こんなんしてたのんどるのにか」
「あっちいけっ」
「うゲッ」
「どないしよ さむい...」
茶トラ1・サバトラ2がおりなす Hungry Tiger な日々. 番外編 Parent's Room, 姉妹サイトBistro Tunesもどうぞ.
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