Cat's-paw

忠犬タロー

天気の良かったある午後

 

 

ちょうどいい陽気だね

 

 

それにしても

 

 

ブチいぬタローには

 

 

ずいぶんお世話になったものだ

ラウドネス

1年以上続くであろう町内の水道配管工事で、今日は目の前が現場に

「・・・・」

「なんやのん、いったい」

「だれや、あばれとるんは」

「なんか飛んできそうな勢いや」

「あいつらや」

「おい、ウチこわさんといてや」

結局、朝から暗くなるまで続いたのであった

寄り添うということ

おっちゃんがそ〜っといってみた

 

 

ふだんはだれか近づくと手を出すのに・・

 

 

ハナなら絶対ダメだろう

 

 

おっちゃんも神経使ってる感じ

 

 

なんか窮屈そうだ

われら空腹をおぼえる

午後7時　ハラ時計は正確だ

「おなかすいたよう」

「ぐるるる〜」

「はやくよこせ」

「ゴハンまだ〜」

「よし、その調子や」

「もっと騒がんかい」

強く抗議する

「アっかんべ〜　や」

よほどハラにすえかねることがあったんだろう

ダンゴのきざし

そろそろこんな季節である

 

 

 

 

 

今年は3ダンゴ・・・どうかなあ

恐怖の祭り囃子

あまり盛り上がらない近所の祭りだが、行列の打ち鳴らす太鼓の轟音が

寝ていた連中をたたき起こす

「こわいよ〜」

「アカン　どないしお」

もっとも怖がるボギーはすでに玄関の蹴込みへ逃走済み（一行は2日連続で練り歩いた）

ウチのおとこたち

いろいろ理由はあろうが、なんか複雑なきもちになる

むかしむかし

ず〜とまえのモモコとハナの写真をどうぞ（フェルメール風）

 

 

 

 

 

 

 

ものがたりのようだ

（モモコ6歳　ハナ10ヶ月）

嵐の気配

台風が直撃しそうだ

「ヤな予感がする」

「気のせいか」

「のんきなヤツや」

「こんだけワシの腰をイワしてるちゅうのはアラシのまえぶれに決まっとる」