Cat's-paw

ぽかぽかサロン

きょうもいいてんき

「なにかようか？」

いやべつに

「おれのせかいのジャマしないでくれ」

こちらは、このあとフレーメンはんのうしたけど のがしました

「このニオイは...」

かわってベテランとうじょう

「ワシ、ふとったかいな」

それぞれの なごみかた

かんづめグルメりぽーと

たべてよし！

「きょうは、おっちゃんのノコリをいただくか」

「このてーど、ペロリだぜ」

「きょうはおなかペコペコ」

「ピンクのうつわになってウマさ ばいぞうや」

「おれがかつ」

「もうないや」

「なんや、のこってないがな」

「にいちゃんのケチ」

「ねぇ　まだ〜」

「はやすぎるぜ、ダンナ」

「おっちゃんもダンナも、チカラはいりすぎだな」

って、そのミズはおっちゃんのだぞ

（それぞれ、うつわのいろで ごはんだんください）

あきのネコたち

アキは、たがいをちかづける...

「おっちゃん　おれをキライか」

「そないなこと あるワケないがな」

「おまえもそうやろ　ハナ」

「う、うん　まあね」

「ハナも あないいうてるで」

「ダンナ　ホントか」

「ボクをかじんなきゃね」

「こら　ぼぎ坊」

「おれはダンナと...」

「なんだよ」

「ダ、ダンナ」

こみゅにけぇしょんあるのみ

タイフーンのようなおとこ

ゆだんしているところへ

「なんや」

とつぜんやってきて

「あうっ」

かじる

「い、いたいがな」

かじる

「み、みみが〜」

いったい、なんで

「あのベッドはみんなのもんやぞ」

「おれのだ」

「あそこでねてなくてよかった」

ようぎしゃ

といれのスナをひつよういじょうにちらかした
ケンギがかかっています

ボギーさんのしょうげん

「おれはゆうべ、いちどもメをさまさないでねていた　けさ、メがさめたときは『といれ』があんなふうになっていておどろいた」

ハナさんのしょうげん

「ボクはよる『といれ』にいったけど、にいちゃんがしたあとにスナをかけただけで じぶんはしなかったよ」

モモコさんのしょうげん

「ワシは『といれ』でスナはかけんのや　しっぱなしぢゃあかんの？」

モモコさんいがいは ウソをついています
なぜなら、あきらかに ゼンイン がはいったあとがあります
『ちらかしかた』から、ようぎがかたまりました

「なんでわかった」

フクスウのものから、かなりゴウカイなスナのかけかたが
モクゲキされています

かんさつ

「おっちゃん」

「ん」

「あれは？」

「どれや」

「とんだぞ」

「ちょうちょ、しっとるやろ」

「おれのしってるヤツぢゃない」

「あのな、ぎょうさん いろんなんがおるんねんで　いまのジキだけいうのんもとんどるしな」

「あんなの、ダンナはしってるのか」

「アイツをいくつやとおもうてんねん」

「ダンナにきいてみよう」

「あのな　ようききい、ぼぎ坊」

「ソトでくろうしたんはわかる　そやけど、おまえのしらんことは まだまだあるんや」

「そうなのか」

「ダンナ　みたことあるか」

「あるよ」

「おれは、はじめてみた」

「それがどうしたの」

「みんなおなじにみえるけど」

しゅうちゅうする

この しゅうちゅうりょく

「はよ、メシを」

「ゴ、ゴハン」

「くいものをくれ」

「ゴ、ゴハン」

「まだか〜」

「ゴ、ゴハン」

メシくれ〜

このなかで、シセンがかわらないのはダレでしょう？

わかさゆえ

おっ、イガイとなかよくしてる

「ボクは なかよくしたいんだよ」

「おれもさ」

「だったら、しつこくしないでよ」

「ダンナもたのしんでるだろ」

「たのしくなんて ないさ」

「おれは たのしいぜ」

「ボクを ばかにすんな」

「なに おこってるんだ」

「ええがげん、なかようしてや　わこうどしょくん」

ワシがクッション

「ハナのかわりにアイテしたろか」

「うぎゃ、きよったか」

「おっちゃん、フカフカだな」

「お、おもい」

「あう　いてて」

「ガブッ」

「く、くるし」

「も、もう　そんへんでええやろ」

「ハナのときと おんなじや」

「『は』が かゆいんやな」

「もう、アカン」

「おっちゃん」

「ハナのかわりすんのんもエラいもんやわ」

「にいちゃん　イタそう」

まだまだ　しばらくはタイヘンだな　こりゃ